関あつしQ&A その②

皆さまからのご質問・ご意見をもとに、Q&A集にまとめております。

Q.政策の具現化について伺いたいのですが、その前に大事なお話があるそうで…
市民は単なる「納税者」でも「受益者」でも「傍観者」でもありません。
市民は自分たちの住みよい市・まち・郷土をつくる「当事者」であり「建設者」なのです。
また日本では高齢者を「弱者」と考える傾向がありますが、これは誤りだと思います。
高齢者は「経験者」であり「知恵者」であり「マスター」なのです。
この認識が広がれば、高齢化は問題ではなく、日本はあらゆる面で強い国になるでしょう。


Q.大事なことだとは思いますが、それは市政へどう反映されるのですか?
社会も世界もすべては人々の認識と姿勢から成り立っています。
市政に対する市民の意識と姿勢は、それぞれの仕事や生活にも、市全体の様相にも大きく影響します。
市民と市の共同ができていれば、両者が共に成長し発展するモードに入ります。
今の鹿角市が自然や世界遺産などの宝を持ちながら今一つ魅力を発揮できずにいるのは、その共同関係がまだ十分ではないからだと考えられます。

私はまずこの共同関係を良好な形にしたいと考えています。
それには市の抱える様々な問題・課題に対し、市職員と市民がプロジェクト・チームを組んで解決・改善に当たる必要があります。人は問題解決のプロセスを経ることで成長しますから、
ここには女性と若い人にどんどん入ってもらい、リーダーになってもらったり責任ある仕事を任せたりします。
これは問題の解決と同時に女性と若い人を含む人材育成の効果をもたらします。


Q.産業・経済の活性化と、若者の流出を止め人口を増やす政策は?
この二つの問題は連動していますので一緒に考え対策を講じていきます。
まず今の市内の全産業・全業種について、生産力・品質・働き方・安全性など様々な面で向上できるよう市は全面的に支援します。

県や国の力も借りてさらに磨きをかけ、
産業力・経済力の底上げをはかります。

こうして地場産業の魅力を高め新しい仕事も導入することで、
若い人を受け入れられる力をつけます。
地方には仕事がないという人もいますが、仕事はいくらでもあるのです。
NPO法人ETICの調査によれば、意外にも5人に1人は一次産業に挑戦したいと思っているそうです。
これはIT産業の2倍です。その理由は、物質的豊かさや情報の多さに飽きた若者たちが、五感でリアリティと面白みを感じられる仕事を求めているからということです。ということは、鹿角にも若い人の人口を増やすチャンスは十分あるということです。


Q.そんな若者たちにどうやって鹿角に残り、あるいは移住してきてもらうの?
鹿角の人は人情味があって温かいと評判です。
空気も水もいいし、生活費は安いし、山菜採りや野菜作りもできます。
ですからあとは、面白そうな仕事や起業できそうな環境があれば、鹿角に住んでみたいと思う人は結構いる筈です。
鹿角のような地方に来ようという若者は自分で見つけた仕事を成功させることがレジャーであり、街の賑わいづくりにも一役買ってみたいというチャレンジ精神を持っています。
ここに暮らしながら、自らが故郷の担い手になっていくのが楽しいのです。
ですからこちらからも心を開き、早く仲良くなるのが居ついてもらう秘訣かもしれません。
ただし大学進学などで一度は郷土を離れる若者たちにも、いつでも帰れる場所は残しておきたいですね。


Q.鹿角市では産婦人科が撤退し、地元でお産ができない状況になっていますが
若い人の流出で産婦人科医も撤退を余儀なくされていますが、このまま放置すれば消滅可能性都市への速度は一気に加速します。
1日も早くこの流れに歯止めをかけなければなりません。
先に述べたような
市の成長・発展計画が明確であれば、県も国もきちんとそれに対応し、出産・子育てのための環境整備を後押ししてくれます。
なぜなら少子高齢化は地方だけの問題でなく、国全体の問題だからです。
産業・経済の活性と人口増加のモデル都市を支援しない筈はないのです。
産婦人科再開は早期に解決できます。いや、します。

合わせて若い人たちの交流の場づくり、子育て環境の整備など、子育て世代の皆さんが安心して暮らせる鹿角市をつくります。

Q.大学の設置あるいは誘致が話題になっていますが
鹿角市内にはすでに大学に相当する機関がいくつかあります。
鹿角市先人顕彰館は内藤湖南研究を中心に関西大学と学術提携しており、大湯リハビリ病院は温泉浴を利用した治療が有名で全国の医学生が実習に訪れています。果樹センターは全国的に名声を博した鹿角リンゴや北限の桃などの品種改良と育成指導で実績があり、尾去沢鉱山の鉱工業技術は著名で全国で活躍する鉱山・工業指導者が育っています。
こうした施設と市が連携し、市内外に対応できる教育機関として整備し、研究員・研修員を受け入れ、段階的に大学へと成長させます。

Q.世界遺産がとうとう3つになりましたが、この経営はどうしたらいいと思うか
こんな街は世界にも例がありませんから、コロナの収束と同時に世界からお客様が押し寄せます。
その時に「大日堂舞楽は準備中です」とか「花輪ばやしは夏です」では話になりません。
「さすが世界遺産の街」とご満足いただけるだけのクオリティを備えることが必要です。
施設の整備もさることながら、さらに大事なのは市民の皆様の「ホスピタリティ(おもてなし、思いやり)」です。
好事例として尾去沢中学校と八幡平中学校の生徒さんたちのガイドがあります。
郷土を愛し懸命におもてなしするあの姿が「ホスピタリティ」です。
官民をあげて、世界中から訪れるお客様を、笑顔で気持ちよくお迎えできる準備づくりが大事です。

Q.熊や野生動物の出没問題にはどう取り組みますか
熊などの野生動物たちは十分な食べ物がなくて出てきているのです。熊の命を絶つのではなく、世界の評価を受けるような取り組みを考えています。
私は鹿角と北東北の森林を「百年構想」で整備しながら、同時に動物たちの王国をつくりたいと考えています。
持続可能な森林づくりには百年をかけて取り組む必要があり、野生動物の環境づくりにも長い時間がかかります。
もちろん鹿角市単独では難しいので、全国各地と結び動物学や生態学のプロも交えて進め、次世代に引き継ぎます。
私たちの祖先の縄文人も蝦夷も共存してきたのですから、私たちにできない筈はありません。
十和田八幡平の自然観光や森林浴や山菜やきのこ採り、温泉療養などにも道が開け、鹿角は再び豊かな自然の恵みに浴することができるようになります。さらに藻谷浩介さんの「里山資本主義」などをお手本に、多くの事業が展開できるようになるでしょう。

Q.「北東北ゴールド構想」についてひと言お願いします。
「ゴールド構想」の「ゴールド」とは太陽の光と黄金でしたが、歴史・伝統・文化という宝、産業・教育・福祉という仕事の充実、そしてこの美しい郷土に住む私たち市民の輝きを表す言葉になります。
さらにこれを大きく展開するために、隣県や近隣市町村とも連携・協力するのが「北東北ゴールド構想」です。
昔日本は「ジパング」と呼ばれましたが、このいわれの背景には鹿角の「金」の存在があったのです。


関あつしQ&A その①へ


関あつし後援会事務所

〒018-5201
秋田県鹿角市花輪字上花輪344
TEL/FAX:0186-23-2125
win@kazuno-asa.com
スマホサイト
Copyrightc 関あつし公式ウェブサイト